2008年 04月 09日
調査対象 : ビスネット会員の全国の消費生活アドバイザー 100人
調査方法 : メールによる回答選択方式及び自由記述
調査期間 : 2008年3月25日~3月26日
今年に入って中国製の冷凍餃子の中毒事件が発覚し、家庭の食のみならず、 外食までもが中国の加工食品に頼っているという現状を、改めて突きつけられた感があります。 こうした食に関する様々な問題を受けて、今消費者は、どのような思いで外食をしているのでしょうか。 |
「あまり変わらない」と回答した人が半数以上を占めたが、
「かなり減った」「少し減った」を合わせると「減った」と回答した人が24.0%となり、
「かなり増えた」「少し増えた」を合わせた「増えた」人より6ポイント多い結果となった。
所得がなかなか増えない中で、原油高や食品の値上がりを受け、家計の引き締めは
さらに厳しくなり、まず外食費が削られているのだろうか。
「経済的に負担がかかるから」が6割以上と圧倒的に多い。
相次ぐ物価の値上がりで、家計を見直すときに、まず"ちょっとしたぜいたく"である
外食を減らしていると考えられる。
また注目すべきは、4分の1の人が「どんな食材を使っているのか分からず不安になって」
と回答している点である。
食について、いやというほど問題が噴出しており、それが外食を控える理由の一つと
なっていることを、店や企業は肝に銘じる必要があるではないだろうか。
また、ここでも「(結婚、退職、出産、介護など)生活環境の変化」が2割を超えており、
外食の頻度は、増えるにせよ、減るにせよ、本人を取り巻く生活の変化によって
左右されることがわかる。
「気になる」43.0%「とても気になる」23.0%を合わせると、6割以上の人が
「食の安全性」について気になっている。
これだけ次々に食についての問題が出てくると、外食先で提供されている食事についても、
本当に大丈夫なんだろうかという不安が付きまとうのも無理はない。
これほどまでに安全性が気にならざるを得ない消費者を裏切り続けた企業の責任は
重いといえる。
また、「気にはなるが、あまり考えない」も27.0%あった。
現状では、外食において安全性は確認のしようがないということからか。
店は、食の安全性を重視することはもちろんであるが、それと同時に、
安全性への取組みをどう消費者に伝えていくのかが重要であるといえないだろうか。
「店の衛生管理について」が最も高く6割を超えた。
衛生管理は、食事を提供する店であれば当然守らなければいけないことであるとともに、
消費者にとっては唯一自分の目でチェックしやすいからともいえよう。
特筆すべきは、衛生管理とほぼ同率で「どんな食材が使われているか」が
選ばれたことである。
「食材の生産地」も半数にせまり、消費者の食材についてのこだわりや、
その情報への関心の高さがうかがえる。
「料理に手間をかけているかどうか」が3割であった。
その店ならではの工夫がなされているか、手が加えられているかは重要なポイント
であるといえる。
また、今年に入って日本の食卓を揺るがせた"中国製の餃子"問題の影響か、
「加工食品の原産国」が2割に上った。
同じく世間を賑わせているのが食の偽装問題である。
「店が発信している情報や表示が信頼できるかどうか」も2割あり、
この結果から、食の情報に関する消費者の不信感が伝わってくる。
●調理しているところを見ることができる
●衛生管理をチェック
●食材へのこだわり
●調理人や店主など店の人の顔が見える
●店員の接客
●食の安全の情報、線引きも必要
(※これは調査報告から一部抜粋したものです。)
※無断転載はお断りします
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