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100人の意見

「今 気になる、外食の安全性」

調査対象 : ビスネット会員の全国の消費生活アドバイザー 100人
調査方法 : メールによる回答選択方式及び自由記述
調査期間 : 2008年3月25日~3月26日

今年に入って中国製の冷凍餃子の中毒事件が発覚し、家庭の食のみならず、 外食までもが中国の加工食品に頼っているという現状を、改めて突きつけられた感があります。

こうした食に関する様々な問題を受けて、今消費者は、どのような思いで外食をしているのでしょうか。 
今回は、現在の外食行動や、外食の安全性についての意識や気になる点などについて、消費生活アドバイザー100人にたずねました。

 

設問4.昨年と比べて、外食をする頻度はどう変化しましたか?

「あまり変わらない」と回答した人が半数以上を占めたが、
「かなり減った」「少し減った」を合わせると「減った」と回答した人が24.0%となり、
「かなり増えた」「少し増えた」を合わせた「増えた」人より6ポイント多い結果となった。

所得がなかなか増えない中で、原油高や食品の値上がりを受け、家計の引き締めは
さらに厳しくなり、まず外食費が削られているのだろうか。

 

気になる外食設問4.gifのサムネール画像

 

設問4-2.外食する頻度が減った理由は何でしょうか。
主なものを2つまで選んでください。

 「経済的に負担がかかるから」が6割以上と圧倒的に多い。
相次ぐ物価の値上がりで、家計を見直すときに、まず"ちょっとしたぜいたく"である
外食を減らしていると考えられる。

また注目すべきは、4分の1の人が「どんな食材を使っているのか分からず不安になって」
と回答している点である。
食について、いやというほど問題が噴出しており、それが外食を控える理由の一つと
なっていることを、店や企業は肝に銘じる必要があるではないだろうか。

また、ここでも「(結婚、退職、出産、介護など)生活環境の変化」が2割を超えており、
外食の頻度は、増えるにせよ、減るにせよ、本人を取り巻く生活の変化によって
左右されることがわかる。

気になる外食設問4-2.gif

 

 

設問5.外食先を選ぶ際に、食の安全性について気になりますか?

「気になる」43.0%「とても気になる」23.0%を合わせると、6割以上の人が
「食の安全性」について気になっている。
これだけ次々に食についての問題が出てくると、外食先で提供されている食事についても、
本当に大丈夫なんだろうかという不安が付きまとうのも無理はない。
これほどまでに安全性が気にならざるを得ない消費者を裏切り続けた企業の責任は
重いといえる。

また、「気にはなるが、あまり考えない」も27.0%あった。
現状では、外食において安全性は確認のしようがないということからか。
店は、食の安全性を重視することはもちろんであるが、それと同時に、
安全性への取組みをどう消費者に伝えていくのかが重要であるといえないだろうか。

気になる外食設問5.gif


 

 設問6.外食での食べ物について、どんな点が気になりますか?
主なものを3つまで選んでください。

「店の衛生管理について」が最も高く6割を超えた。
衛生管理は、食事を提供する店であれば当然守らなければいけないことであるとともに、
消費者にとっては唯一自分の目でチェックしやすいからともいえよう。

特筆すべきは、衛生管理とほぼ同率で「どんな食材が使われているか」が
選ばれたことである。
「食材の生産地」も半数にせまり、消費者の食材についてのこだわりや、
その情報への関心の高さがうかがえる。
「料理に手間をかけているかどうか」が3割であった。
その店ならではの工夫がなされているか、手が加えられているかは重要なポイント
であるといえる。
また、今年に入って日本の食卓を揺るがせた"中国製の餃子"問題の影響か、
「加工食品の原産国」が2割に上った。
同じく世間を賑わせているのが食の偽装問題である。
「店が発信している情報や表示が信頼できるかどうか」も2割あり、
この結果から、食の情報に関する消費者の不信感が伝わってくる。
 

気になる外食設問6.gif

 

設問8.あなたが「ここなら安心しておいしく食べることができる!」と思って
通っているお店とその理由や、安心して外食をするためにお店に求めることなど、ご意見をご自由にお書きください。

外食の店選びで、消費者が気をつけている点

●調理しているところを見ることができる

  • お客の前で料理をしてくれるお店は比較的安心して食べられます。衛生面で配慮しているか、どのような調味料を使っているかなど自分の目で確認できることが良い点だと思います。(神奈川県 40代 女性)

●衛生管理をチェック

  • お店の衛生管理は気になるので不潔なところ、調理従事者のユニフォームが汚れているところは避けたいと思っています。(岡山県 40代 女性)

●食材へのこだわり

  • 消費者はそんなに甘くないので、冷凍かどうかは分かっている。ごまかしてもだめだと思う。時間がかかっても値段が少し高くてもせっかくの外食だから手作りで雰囲気の良い所にいきたい。(和歌山県 40代 女性)
  • 自然食、有機野菜をうたっているところは、ある程度信頼して気持ちよく食べていられます。
    食の安全が問われる昨今なので店自身も、食材の出所などを考え、しっかり情報開示していただきたい。(愛知県 40代 女性)
  • お店に求めることは、自分の子供や家族にも食べさせられると思う食材を使ってほしい。
    使用する食材を作っているところを、調理する人が定期的に見に行って、自分の目で確かめてほしい。(京都府 40代 女性)


●調理人や店主など店の人の顔が見える

  • 注文してから目の前で切り、作り、お店の人が料理のことについて話したり、お客さんの感想などを聞いてくる店。話しやすい雰囲気があり、料理のことに限らずあれこれ話ができる店は信用できる気がする。(福岡県 40代 女性)
  • 安心して通っているお店はありません。
    外食の場合、基本的には「絶対」はないと思っています。
    目安として、ある程度の値段、店主または調理人の人柄でしょうか。(大阪府 50代 女性)


●店員の接客

  • お店で働く人の人間関係が穏やかで信頼関係があること、作り方や管理・食品の生産地・地産地にこだわっている店。安い・早いでなく、スローフードの考え方、接客への親切さ。(岐阜県 50代 女性)


●食の安全の情報、線引きも必要

  • 「食の安全」に関しては、五感では感じ取れない情報、≪どこ産、どんな消毒薬を使ったか、何度使ったか、収穫前のいつごろ使ったか。えさはどんなものを食べさせた牛、豚、鶏か等≫、やはり開示して欲しいとは思いますが、開示するために嘘を並べ立てるようになれば何のための開示かという事になります。産地にこだわると吉兆のようなことにもなりかねません。
    何でも「ほどほど」という線引きも必要。(兵庫県 50代 女性)
     

(※これは調査報告から一部抜粋したものです。) 

                          
※無断転載はお断りします

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