2009年 02月 09日
調査対象 : ビスネット会員の全国の消費生活アドバイザー 100人
調査方法 : メールによる回答選択方式及び自由記述
調査期間 : 2008年12月22日~12月26日 昨今の物騒な事件の数々や相次ぐ地震などを考えると、生命を守るために「防犯・セキュリティ」「防災・耐震」が上位に上がるのはもっともだといえる。 不足していると思うということは、裏を返せばその情報を必要としているということである。 また、「環境に配慮する必要性についての説明」も3割に上った。 「特になし」が25.0%というものの、100年に1度の不況といわれるこの時期に、全体的に購入を検討してもよいというパーセンテージが高いのは驚きである。それだけ、消費者が環境に配慮した設備・家電に強い関心を示しているといえる。 まず、2011年に地上波デジタル放送に移行されるということも関係してか、買い替え需要が多いと考えられる「テレビ」が29.0%と最も多かった。せっかく買い替えるのであれば、少しでも環境に配慮したものを選びたいと思う消費者の気持ちが伝わってくる。「複層ガラス・二重窓など」も2割を超え、室内の気密性に対する関心の高さがうかがえる。続く「照明器具」「冷蔵庫」「冷暖房」は、家庭の電力消費トップ3である。「照明器具」は、白熱灯に替わり、寿命が長く省エネ性の高い蛍光灯が浸透しつつあり、「冷蔵庫」や「冷暖房」も省エネ性能など、環境に配慮した製品が次々に発売されている。3つを省エネ性能の高いものに買い替えると、電力消費の大きな削減につながるのではないかという期待も働いて、このような結果になったといえないだろうか。 また、生ゴミを有効に使おうと「生ゴミ処理機」も15.0%とある。自治体からの補助を受けられる場合も多く、環境を考えたときに、くらしに取り入れやすいということもあるのだろう。 (一部抜粋) ※無断転載はお断りします 現在このアンケート調査「消費生活アドバイザー100人の意見」を
環境問題。今や、私たちが生活をする上で意識せざるをえない大きな社会問題です。2008年は洞爺湖サミットが行われたこともあり、マスコミをはじめ、環境に関する情報を多く目にした年でもありました。
私たち消費者にとって、多くの時間を過ごす場所は住まいであり、それだけにくらしの中で環境を意識し、様々な活動を行うことが重要だといえます。
そこで今回は、消費者は住まいの中で、どの程度環境を意識しているのか、環境問題を考えて、実際には日常的にどんな取り組みをしているのか、どんな情報を参考にしているかなど、消費生活アドバイザーに尋ねました。設問2.あなたは今住まいについて、どんなことに関心がありますか。主なものを2つまで選んでください。
特筆すべきは、それに並ぶ45.0%もの人が「省エネ性能(高気密・高断熱)」を選んでいるという点である。この結果は、住まいの快適さに関心があると同時に、できる限り無駄なエネルギーを使わずに住まうことに、意識せざるをえないと感じている表れともいえよう。
また「自然エネルギーを利用する(太陽光発電など)」も26.0%と多い。化石燃料の枯渇やCO2の排出量を考えると、自然のエネルギーをどれだけ活用できるのかが課題だと感じているのではないだろうか。
こうして見てみると、消費者の環境問題についての意識が高まっている今、その関心は住まいにも向けられているといえる。設問9.住まいにおける環境への取り組みについての情報で、特に不足していると思うものについて、主にあてはまるもの3つを選んでください。
最も多かったのは、「環境に配慮した商品・サービスを導入したときの費用対効果」57.0%である。商品・サービスは高価なものが少なくない。せっかく購入しても、それが実際どの程度有効なのかがわからないと手を出すことはできない。
続いて「環境に配慮した商品・サービスの選び方」「環境に配慮した商品・サービスの機能の比較」が4割前後ある。「環境に配慮した商品・サービスの紹介」も3割近くに上った。環境に配慮した商品・サービスはどんなものがあるのか、実際に商品・サービスを生活に取入れるとするならば、どんな点に気をつけて選べばいいか、商品も各社比較してどこが違うのか知りたい。このように、消費者が商品・サービスを購入する際にほしいごくごく当たり前の情報が少ないということがわかる。
そもそも、なぜ環境を考えた取り組みをしなければいけないのかがしっかりと伝わっていないので、環境への取り組みがなかなか進まないと考えている人も多いといえないだろうか。
設問8.住まいの中で、今後1年のうちに、あなたが購入を検討してもいいなと思っている、環境に配慮した設備・家電はありますか。当てはまるものを3つまで選んでください。
設問12.あったらいいなと思う、環境に配慮した設備・家電についてのアイディアや、住まいの中で環境への取組みを進めていくために必要なことなどご自由にお書きください。
(※これは調査報告から一部抜粋したものです。)
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