足に合うおしゃれな靴がないと思い、お店を立ち上げた。
足の代表的なトラブルとして、外反母趾、小指の爪がつぶれてしまう内反小趾、足が曲がり、指の上にたこができるハンマートゥなどがある。足裏の親指と人差し指の下のところが固くなっている場合も注意が必要。
赤ちゃんのときは、かかとから親指にかけてのラインがまっすぐな状態だが、靴の選び方が間違っていることや運動不足などからこのようなトラブルが出てくる。
靴を選ぶときのポイント
靴を選ぶときのポイントは、
①かかとと甲の部分があっているものを選ぶこと。そうすることで足の疲れが全然違う。
②脱いだときに親指小指が赤くなっていたら、靴屋さんにのばしてもらう。それでも赤くなるようなら履かない方がいい。
③つま先は、10mm以上のゆとりのあるものを選ぶ。
④土踏まずが合っているかどうか。
⑤靴(ベルトの部分など)がくるぶしにあたっていないかどうか。あたると血流の妨げとなり、むくみの原因になる。
⑥新しいストッキングはサポート力が強いので、靴を選ぶときにははいていかない。
参加者のみなさんの足をチェック
足の健康を保つための4か条
足の健康のためにしていただきたいことは、
①正しい姿勢でしっかり腕をふって歩く。
②家では裸足か5本指ソックスで。5本指ソックスは、指の間から汗と毒素を出すとともに、水虫予防や外反母趾の予防、年配の方の転倒予防にもなる。
③靴はTPOに合わせて履き替えること。ヒールの高さがいつも同じだと、筋肉がかたくなる可能性が高い。
④足のエクササイズをする。湯上りにバスタオルを下に敷いて足でたぐりよせたり、足でグーチョキパーをすることなどで、土踏が復活したりする。足の指に手の指を入れてまわしたり、くるぶしやふくらはぎをもみほぐすのも効果的。
靴選びは、店員と仲良くなるのもポイント。気軽に相談できるお店で、自分に合った靴を見つけてほしい。
メリー通信は靴と足の健康に関する情報が満載
おみやげはかかとのお手入れクリーム
参加者と企業の意見交換
Q&A
Q. 材質はどんなものがいいか。
A. 牛革、ラム(子羊)革がいい。ラムはやわらかいので、足の痛い人におすすめ。合皮でもいいものはあるが、安いものは1日履いたら臭くなる。
Q. ミュールはちゃんと歩ける靴?
A. 甲の部分を何かしら押さえて支えることができるものははきやすいが、歩くのにいい靴とはいえない。TPOに合わせて履き替えることが大切。
Q. オーダーはしているの?
A. オーダーはしていない。なぜなら足には自己治癒力があるから。
トラブルがある足はオーダーした靴を履くと戻りようがない。既成のいい靴で、今トラブルがある部分を調整して対応し、足が正常の状態になるのを助けるようにしていきたいと考えている。
サイズは、横縦合わせて豊富な種類を取り揃えているので、まずは相談してもらいたいと思う。
感想
- 靴選びのコツや健康とのかかわりがよくわかった。良い靴を選んでハツラツと仕事をしたいと思った。
- よく雑誌などで靴の話を見ますが、実際お伺いするのは初めてで、とても興味深かったです。近日中にお店に行って見ます!!
メリーグラシス