後編:家具・インテリア カネヒロ「イラン手織り絨毯「ギャッベ」工場見学記」

2022/01/24

「家具・インテリア カネヒロ」は、福岡県太宰府市にて土・日限定で店舗をオープン。家具・カーテン・ギャッベ(イラン手織り絨毯)を販売しています。平日は自社で家具の配送・設置やカーテンの取付工事などを行い、少人数でちょっとめずらしい、メリハリある働き方を行っています。

 

イラン手織り絨毯「ギャッベ」工場見学記」

 

 

遊牧民が暮らす地域は、砂漠とは違い、標高3000m級の岩山が連なる乾燥した荒野。夏と冬でテントを移動する本来の遊牧生活をする人々はほんの一握りで、遊牧民のほとんどは村に定住して山へ放牧に出かけ、庭にテントを張ってギャッベを織っています。

 

 

ゾランヴァリ・ギャッベの肌触りのやさしさと美しさの魅力は、羊毛を刈る時期と天然染料へのこだわりにあります。ゾランヴァリ社では、春に刈る冬毛のみを使います。羊は春と秋に毛を刈りますが、冬毛は夏毛に比べて長く脂分を多く含んでいるため、しっとりとなめらかな肌触りに仕上がるのです。カシュガイ族の伝統技法では、糸は手でつむぎ、経糸に色糸を手で結びつけて締め込んでいきます。ギャッベは女性しか織らず、その技法は幼い頃より母から娘に代々受け継がれていくのです。

 

 

ゾランヴァリ社では、手間のかかる色糸の染色を工場で一括して行い、染めた糸をカシュガイ族のもとへ運んで、自由な感性で織りあげてもらいます。天然染料にこだわり、ギャッベの中では唯一、ゾランヴァリ社のものだけが人に有害なものを含まない証の国際基準「エコテックス規格100」に合格。色鮮やかで良質な糸を使い、カシュガイ女性たちの美しい感性によって、肌触り良く魅力的なゾランヴァリ・ギャッベが出来上がるのです。
カシュガイ族の各家庭で織りあげられたギャッベは、ゾランヴァリ工場へ集められます。ここからが、心配りの効いた最終仕上げの始まりです。

 

 

集められたギャッベは、まず裏面をバーナーで焼き、毛羽立ちをこげ落とします。この工程をしない工房もありますが、ひと手間加えることで、なめらかさや目の引き締めにつながります。
次に表面の毛並みを刈り揃え、洗い・すすぎを数回繰り返して天日干し。最後に、ほつれにくいよう縁取りの仕上げを行って完成です。
羊の放牧から毛刈り、糸つむぎから染色、そして手結びによる織りから最終仕上げまで、たくさんの人々が関わり、愛情をそそがれて、一枚のゾランヴァリ・ギャッベが生み出されます。確かな品質と、美しい感性から作り出される魅力的なゾランヴァリ・ギャッベに、ぜひカネヒロ店頭で触れてください。

 

 

店舗にお越しいただいたお客様に「個性的なデザインや一点物があって、見ていて楽しくなる」と言っていただけると、とても嬉しくなります。全国各地の家具メーカーからおすすめのものをセレクトし、カーテンはお客様のお好みを表現できるコーディネートを提案。そしてギャッベに興味を持っていただけるよう魅力を語り、それら一つひとつがお客様に共感していただけるのが、何よりの喜びです。これからもセレクトすることにこだわり、土・日限定営業と平日配送の個性ある(?)働き方で、皆様に楽しんでいただける店づくりをしていきます!

 

家具・インテリア カネヒロ
曳村

 

前編:家具・インテリア カネヒロ「セレクトすることへのこだわり」
 

 

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家具のカネヒロ
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