2001年 08月 13日
原稿執筆:消費生活アドバイザー 野口 圭子
パッケージがかわいかったから♪
CMの松嶋奈々子さんにあこがれているから☆
雑誌で良いと紹介されていたから♪
いつも○○を愛用しているから☆
友達が薦めてくれたから♪
美容部員さんのお化粧がとても綺麗だったから☆
なんとなく・・・♪
・・・・・理由は人それぞれだと思います・・・・・
選択の基準として、この全成分表示をどれぐらい消費者は参考にしているでしょう?
| ∞ 化粧品の規制について ∞ 今までは、薬事法に基づき「事前の承認・許可」を義務づけ、指定した成分についての表示義務(102種類)などの規制を行っていた。 |
全成分が表示されるようになり、消費者の情報量は増えました。
しかし、見慣れぬ成分名がズラッと並んでいる情報からどれほど判断ができるでしょうか?
人によっては、「以前は指定成分だけが表示されていたので、なるべく表示数が少ないものを選んでいたけれど、今はすべて表示されていて選びにくくなった。」という意見もあります。
それでは、全成分表示を活用するにはどうしたら良いでしょう?
例えば、Yahooの検索では、「化粧品 全成分表示」で1,450件前後のページがヒットします。
情報発信元は、化粧品メーカー・公的機関・個人と様々であり、それぞれ情報の質が違います。
メーカーでは、成分の特徴や化粧品での効果などを公表していますが、アレルギーなどトラブルの可能性については述べられていない事が多いようです。
薬には、効果と副作用があることは広く知られるようになりました。
化粧品でも、場合によってはトラブルが起きる可能性もあります。
アレルギーなどトラブルが起こる可能性は個人差があり、誰にでも同じようなトラブルが起こるわけではありません。
しかし、どのようなトラブルが起こる可能性があるのかを、知っているのと知らないのでは大きな違いがあります。トラブルの可能性についても知識を得て、購入する際の参考にすると良いでしょう。
全成分表示で消費者に情報は提供されています。
「自分で選択したのだから・・・」と、トラブルにあっても『自己責任』を盾にされる可能性があります。
そうなると、「知らなかった・・・」ではすまされません。さまざまな情報を得るため、全成分表示も有効に活用しましょう。
その際、インターネットに限らず、情報発信元がどの立場であるかによって、情報の切り口が違うことを、頭の片隅に置きながら情報収集したいものです。
ところで、化粧品の書籍類はどのコーナーにあるかご存知でか?
「健康」などの家庭書籍類のコーナーにあることが多いようです。(書店によって配置は違いますので、店員さんに「化粧品の成分に関する本はどのコーナーですか?」と聞いてみてください。)
その種類は1書店に1~3種類と寂しい限りですが、内容は充実したものがあります。
成分名から辞書のように使用目的やトラブルの可能性が書かれた書籍、商品別に説明が書かれた書籍など実用的なものが出版されています。
全成分表示という情報を有効活用するために、手元に参考書籍があると良いのではないでしょうか?
メーカー側と違った切り口の情報を得るためにも、この分野の書籍が増えることを願います。
消費者のみなさんも貴重な情報源となる書籍の販売を望む声をあげていきませんか?
化粧品の容器や外箱にずらっと成分名が表示されています。
しかし、容器や外箱に表示されたものは、購入しなくてはその情報を持ちかえることができません。
参考書籍を事前に購入していても、店頭で広げるわけにもいかず、ましてや多くの成分を覚えきれるはずもありません。
購入する前に、成分を調べるためにパンフレットなどに記載されていないか確認してみましたが、そのメーカーは簡単にしか載せていないとのことでした。
華美なパンフレットは要りません。情報が印刷された小さいメモでもいいので、商品別の全成分表示一覧を持ちかえることができれば・・・メーカー各社に今後の対応を期待します。
「全成分表示がわかる本」 ゴマブックス株式会社
「安全な化粧品選び 危ない化粧品選び」 講談社
「成分表でわかる 買いたい化粧品」 永岡書店
ゆみんこさんからのご感想です。
| 初めまして。 今朝、「消費生活ナビ*CMのここが?」を送っていただいて、さっそく、ファンになってしまい、ホームページにも、来ています。 とても、意識の高いページだと思いました。 「化粧品の選び方」ですが、わたしは、ハーブに親しんで10年以上、ハーブ会社のものを試しながら、肌に合ったものを(というより、肌が喜ぶものを)選ぶようにしています。 それが納得できる商品だったので、化粧水(ローズウォーターや、ラベンダーウォーターなど)も買い始め、(値段も、100ml:1,400円とまずまず)それからクリーム(日焼け止めなども)も、買うようになりました。どれも、肌が喜ぶものでした。(この意味は、まず、つけたときに、肌が喜ぶ・・・他に表現が思いつかない・・・それから、長い間つけていて、顔を洗いたいと思わない・・・つけたときに、嫌な感じがしなくても、何十分か、何時間かして、顔を洗いたいと思うものは、その後2度とつけません、肌が却下してるのです。) 値段が安くて、肌が喜ぶ。そして、会社自体を信頼できる、それが私が「いい」と思う基準です。
長い間、ハーブ屋さんの作っている「ファンデーション」を探していて、これはほんとうにありませんでした。でも、友人が取っている「ハーブアート」という会社のパンフを見せてもらい、その中の水おしろいを知ることができ、だめもとで、買ってみました。これはよかったです。 ハーブという事を、はっきりうたっている会社で、信頼性はパンフや、実際に使ってみて判断し、会社自体の考え方もよく読んで、それで決めてます。マッサージオイルは、出来合いのものでは、「生活の木」のものは、安くて、使いやすくできてます。 ハーブ屋さんのものでない化粧品は店で、はっきり、こんな商品はないか、とお聞きして、これもだめもとで買ってみます。 はずれもあるけど・・・ よかったのは、フランスの、「アベンヌ」というメーカーの、サンブロックスプレー」です。125mlで3,000円。まずまずでしょうか。
はずれも経験しながら、商品を通じて「会社」について、感じてみる。いい会社のものは、他の製品も大体いいです。 |