2010年 09月 15日

「生産者と消費者の間の距離が離れていく」と危機感を覚えた農家の女性達が設立したぶどう畑。
作り手のわかる農作物を販売するのはもちろん、農作物がどのように育つのか消費者に知ってほしいと農業塾の取組みなどもしている。
農業に一生懸命取り組んでいる農家の作物を扱っている。
また消費者にも、農作物がどのように芽を出し、どんな花を咲かせて実を付けるか、また農家がどれほど愛情をもって野菜に接しているかを知ってほしいと、農業体験など、都市と農村、消費者と生産者の交流事業を開催している。
90代の母と息子と3人で、筑紫野で5haの田んぼを作っている。
5月下旬に1,000の箱へもみを蒔き、芽が出たら苗箱に広げる。そのころ田で収獲期を迎えている麦を刈り取って田すき、代かきなどをし、6月下旬に田植えを始め、その後は、水の管理やあぜの草刈に追われる。9月も下旬になると早場米の収穫を始める。
畑ではナスなどを作る。ナスは実のそばの葉をちぎる。「葉でこすれたら痛かろうね」と思うため。同じく「虫がついたらかゆかろうね」と思い、薬を使うこともある。
農作物も、手間ひまと愛情をかけなければ育たない。
月隈で6反のぶどう畑を作っている。
ぶどうは雨が降ると花が死んだり病気になるので、雨よけのために全面ビニールハウスにした。おかげで消毒回数を2回に抑えることができ、安全さは日本一と言われる。
ぶどうの花は上品な香りがし、その時期は畑全体が香って元気をくれる。
しかし花は小さく、線香花火のように放射状に無数につく。そのまま実らせると大きくならないので、一つずつ花を取って減らす。
また、枝1本に1房となるよう房自体も減らしていく。
梅雨が明けたら房に袋掛け。収穫までに1房にかかる手間は7回ほどにもなる。

ぶどうを2種類と、ご飯を3種類、新開店長ご自慢の梅干と漬物をいただきました。

写真外には渋田さんのお嫁さん手作りのデザートも。「お母さんの話を聞きに来られる方のために」と作ってくださったそう!
どれも気持ちのこもったおいしいものでした。

「たま子の梅酒」まで試飲させていただきました。

新鮮な農作物があふれる店内

生産者の写真・コメントつきで並ぶ卵

選ばれた食材で作られるお惣菜やお弁当
Q.皮のかたいナスがたまにある。作り方の違い?
品種にもよる。
おおまかに言って、短いのはかため。
輪切りにしてバターを塗りオーブンで焼くとおいしい。
長いのは柔らかいものが多く、浅漬けなどに向く。
ただし同じ苗でも、なる場所によってはかたいこともあり、それは収穫するときに触ってわかるので、値段を変えて販売している。
Q.米はどれくらい収獲できる?
だいたい1haで8俵取れると言われるが、我が家では7.5俵。
機械代、手間賃を考えると、決して米は高くはない。
Q.米の保存方法はどのようにするのが良いか?
精米したらなるべく早く食べる方がよいので、精米したてを2~3kgずつ買うのが一番よい。
安くあげるために大量に買っておくというなら、玄米で買い、予冷庫に保存すると良い。
問1.稲の花が咲いている時間はどれくらいでしょう?
2時間~3時間。8月の初旬から中旬にかけて白い花が咲きます。
問2.「新米」ってどんなお米?
収獲した年の12月末までのお米。年が明けたら「新米」とは呼びません。
問3.同じ広さの土地で育てて収獲量が多いのは?
小麦やトウモロコシよりも多いのは、お米です。

おみやげに、「生きものもごはんも田んぼのめぐみ」下敷き(農と自然の研究所)をいただきました。
http://www2.ocn.ne.jp/~budo-b/
福岡市南区中尾2-1-1
TEL:092-512-5020
FAX:092-512-5035
営業:11時~18時,日祝休