九州屈指の老舗お菓子問屋「いんま商事」。
その社長だった父、因間薫が病気になった時、お菓子を食べたいと言ったが、添加物の入ったものが多かった。
そこで、「体にいいお菓子を作ろう!」と思い、父の最後の一言「21世紀のお菓子を頼む」を胸に、父の名前をとり「かおる」を設立した。
健康と伝統を大切にしたおいしいお菓子作り
「かおる」のお菓子作りのこだわりは、
①添加物は可能な限り使わない工夫をし、原材料はできる限り国産を使用。
お菓子に欠かせない砂糖は、精製された上白糖ではなく、ミネラル成分やビタミン類が豊富に含まれている、昔ながらの黒砂糖を使うなど、健康にも配慮する。
②いくら体によくてもおいしくなければダメ。
緑茶黒糖飴は、水飴を数日練ってねかせるなど手間隙をかけることにより、他にはない味を出すことができた。
③パッケージにもこだわっており、多くの方への感謝の気持ちを込めて、たくさんの"ありがとう"という文字をデザインとして入れている。
●会場での目からウロコ!
試食の「緑茶黒糖飴」。
原材料は酵素水飴、黒砂糖バター、有機栽培茶だけ。
本格的なお茶の味と自然な甘さのハーモニーに癒されました。
お菓子作りの難しさを乗り越えて・・・
当社には工場がなく、企画したものをメーカーに作ってもらう。
添加物をできるだけ使わず原材料にもこだわったことで、材料の管理が難しくなるなど、メーカーは苦労している。
また、健康にこだわりすぎるとおいしくない、高くなるというジレンマもあるが、試作を重ねて商品が完成する。
今後50品目を作る予定。消費者が安心しておいしく食べられるお菓子を作っていきたい。
お土産は、試食した『』、国内産米と沖縄産黒糖で作ったおこし
参加者と企業の意見交換
Q&A
Q. 健康を考えると1粒あたりのカロリー表示があると助かるが。
A. 今は、食品衛生指針に準ずる方法による、100gあたりの栄養成分を表示している。早速前向きに検討してみたいと思う。
Q. 市販のお菓子は、添加物が入っている?添加物を使わないで作るのは大変では?
A. 市販のものは、国が認めている添加物がいろいろ入っていることが多い。添加物を入れないと、日持ちがせず、商品が傷みやすいというデメリットがあるので、「かおる」の商品は、黒糖を使用したものが多くなっている。
Q. 緑茶黒糖飴を試食してとてもおいしかったので、もっと多くの人に食べてもらうための工夫をしたらどうか?
A. (参加者のみなさんからの具体的なアイディアを聞いた「かおる」さんの回答)
これまでは、従業員の評判がよくて、進んで購入してくれる商品は売れていたこともあり、従業員の声を中心に聞いてきた。緑茶黒糖飴の大きさも、従業員が、仕事をしながらちょっと食べるのにちょうどいいということで決めた。今回、大きさやパッケージ・売り場のことなど、いろいろと意見をいただいたので、ぜひ今後に活かしていきたいと思う。
感想
- 「添加物は使用しない」という会社の方針や、社長の人間性が伺えて、楽しい話だった。これからもこだわり続けてほしいと思う。消費者は安全でおいしいものを望んでいる。高くても美味しいものは売れると思います。
- パッケージのありがとうの文字。もう少し目に見えるようにされた方が心に残るのでは。ありがとう、うれしい、しあわせ。今の時代、忘れがちな大切な言葉。思いやりある商品作りをしている方々に感謝し、買う時の選び方の大切さを考えました。
(株)かおる
福岡県粕屋郡粕屋町
大字柚須字唐臼147
TEL 092-611-4073
FAX 092-611-7484
「緑茶黒糖飴」は、岩田屋で販売しています。(25粒入り300円)