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なっとく!企業

株式会社髙瀬文夫商店



かまぼこ板技術から薄板日田杉の木のストロー・コップへ

蒲鉾板製造業として1961年創業(創業者 髙瀬 文夫)
創業時より、蒲鉾メーカー様との直接取引を主体としております。
(お使い頂く方の直接の声が聞ける事と、クレーム等の場合すぐに対応する為)

2000年10月「安全・安心な板を作る」為、ウッドコンビナート日田(木材団地)へ移転。
蒲鉾業界は、下降が始まった頃ではあったが、蒲鉾を食して「おいしかったね」と言われる板(異臭や気泡のない板)を目指して移転。
クレームの少ない板屋として、おかげさまで今年60年を迎えました。

本業の蒲鉾板については、今まで通り「安全・安心」な板を供給してまいります。
現在、業界としてみた時(弊社も含め)アメリカおよびヨーロッパからのモミの木を使用しております。
これは単に蒲鉾の板は白くないとダメとかまぼこメーカーが思っているからです。もちろん上級品は別として、中級品(一般的にスーパー等で販売する板付き等様々)は、蒲鉾のおいしさに影響しなければ板は白くなくても良いのではないかと考えております。そこで現在、国内の杉の赤身部分(心材)を使える様にしようと、技術開発を行っています。
なぜこんな事を言うかといいますと、輸入材は海外から輸送するため、非常に大量のCO2を排出しております。このCO2を止めるだけでも環境には非常に良いことです。


ホームページ会社概要 https://kamabokoita.com/%e4%bc%9a%e7%a4%be%e6%a6%82%e8%a6%81/

   
企業名株式会社髙瀬文夫商店
取扱商品・サービス蒲鉾板、卒塔婆、実験動物用床敷、突板(薄板)日田杉のコップ・ストロー

その他突板で出来る商品を開発中
  • 設立趣旨
  • 企業理念
  • 安全・安心への考え方
  • SDGsの取組み
  • 消費者対応

昭和36年3月に創業者、髙瀬文夫が蒲鉾メーカーさんに頼まれて蒲鉾板製造を日田市で始める。【必ず納期を守り、必要な量を供給する】平成12年6月、株式会社髙瀬文夫商店として設立、『安全・安心な蒲鉾板を供給する』という事で、市内の木材団地:ウッドコンビナート日田へ移転する。

 

 

設立趣旨

 

実直な企業姿勢(埼玉県 60代 女性)

 

 

「必ず納期を守り、必要な量を供給する」というモットーも、「安全・安心な蒲鉾板を供給する」という設立趣旨にも、きわめて真っ当で、背伸びせず奇をてらわない実直な企業姿勢を感じた。

社会状況に誠実に応えようとする設立趣旨(岐阜県 60代 女性)

創業時は高度経済成長期であり、国民の食生活は拡大路線にあった中、需要に応える為に「納期を守り必要な量を提供する」とした会社設立趣旨は誠実だと思う。

プロとしての真摯な態度(大阪府 40代 女性)

必ず納期を守り、必要な量を供給する。仕事であればあたり前のことではあるが、きちんと明文化することでプロとしての真摯な態度がうかがえる。

気に留めていなかった「板の安全性」(福岡県 40代 女性)

何気なくかまぼこを食べていて「板の安全性」には気を留めていなかったので、はっとした。確かに安全性は大切。

200もの製品を作っていたら簡単ではない(福岡県 50代 女性)

安全・安心な板を作る、納期を守る、必要な量を供給する、というモットーは基本的な事柄と言えるが、かまぼこメーカーの要請に応じて実に200種類もの製品を作っているとのこと。実現は簡単ではないはず。

・お客様へ『安全・安心』なものを供給する。
・蒲鉾を食して喜んでもらい、蒲鉾を作って喜んでもらい、その板を供給をする喜びを共有する。

 

 

企業理念

 

 

社会に必要とされる会社を創るという理念(福岡県 60代 女性)

 

消費者へ安心・安全な商品を届けること、メーカーに喜ばれる材料を提供すること、双方に喜んでもらい、会社の全社員が楽しく仕事ができ、社会に必要とされる会社を創る、という理念は素晴らしい。

誇りを持って裏方に徹している(東京都 60代 女性)

蒲鉾板は、いわば裏方である。しかし、その品質によって蒲鉾本来の味まで左右してしまうという。自社製品の役割を理解し、誇りを持って裏方に徹するという決意を表している。

誠実で謙虚な企業理念に“人格”が表れている(埼玉県 60代 女性)

誠実で謙虚な企業理念は、最終的なユーザー(消費者)と取引先(蒲鉾メーカー)そして自社が共存共栄し、喜びを共有するという理想的な企業活動のかたち。企業の“人格”が表れているように思われる。

板の製造であっても「食の安全、安心」追求(東京都 70代 男性)

「食の安全、安心」を求めるのは国民としての当然のこと。蒲鉾板の製造という裏方ではあるが、蒲鉾メーカーと一体となるべく、企業理念として「安全、安心」を掲げていることは大変良い。

「安全・安心」をしっかり実現(福岡県 50代 女性)

企業理念である『安全・安心』について、例えば、かまぼこ板の消臭に化学薬品は使わず、蒸気だけで取り除いているとHPに解説があり、しっかり実現されているとわかる。 

環境へのこだわりも評価したい(埼玉県 50代 女性)

安心安全なものを供給することを第一にしている。環境への影響にこだわり、廃材を利用することを考え、製品につなげる努力をしている点も評価。

 

「かまぼこ板」

蒲鉾板をメーカー様に安心して使ってもらえるように「安全・安心の蒲鉾板」を提供します。
蒲鉾を食した方が、「おいしかったね」と言われる板を供給する(板が原因の異臭等のクレームを出さない)

・特許技術
  「気泡防止処理の特許取得」
  「薬品を一切使用しない杉の赤身部分の脱脂・脱臭の技術取得」
  「画像検査ラインの特許取得」
・材料へのこだわり
・品質へのこだわり
・環境へのこだわり
・緑の下の力持ちを目指して
・蒲鉾板は何故『木』なの?
・商品履歴


■ホームページ特許技術
https://kamabokoita.com/%e7%89%b9%e8%a8%b1%e6%8a%80%e8%a1%93/

■わいわい塾報告
https://www.shohi-navi.co.jp/waiwai_report_detail.php?id=221

 

 


「木のストロー」

・プラスチック製品は便利で作りやすく、使いやすい。また見た目もカラフルでキレイです。
昔は木のおもちゃはいっぱいありました。家庭用品も日用品もそれこそ、なんでも木で作っていました。
そこへ見た目もキレイなプラスチックが出てきて、しかも安価に量産できるので、昔は木で作っていたものが、なんでもかんでもプラスチック製品にかわっていきました。

そして今、世界がやっとプラスチックの危険性に気付き、その使用を減らそうとしています。

■木のストロー紹介動画
hhttps://www.youtube.com/watch?v=uFhTaPbymNQ&feature=emb_title
■BEAMS通販サイト「itaTTe」紹介ページ
https://www.beams.co.jp/brand/901554/

 

 

・昨年か一昨年九重山の霧氷にマイクロプラスチックが含まれていたというニュースを聞き、長年木材の仕事をしてきたものとして、少しでもプラスチックに取って代われる木製品の商品開発をしていきたいと思っております。

 

安全・安心への考え方

 


「かまぼこ板」

 

技術開発に加えてトレーサビリティも採用(岐阜県 60代 女性)

 

 

安心・安全な蒲鉾板の提供のために、色々研究開発して、特許を取得していること。また、最後まで責任を持てる提供を目指して、トレーサビリティを採用している点を評価。

薬品不使用の技術など消費者ニーズに合致(静岡県 70代 女性)

「気泡防止処理」「薬品を一切使用しない杉の赤身部分の脱脂・脱臭」「画像検査ライン」など各種特許技術により作られる安全・安心な蒲鉾板は消費者のニーズに合致している。

安全・安心を追い求める前向きな姿勢(東京都 60代 女性)

直接の取引先である食品メーカーにとどまらず、その先にいる消費者をも意識した安全・安心の考え方になっている。安全・安心を常に追い求め、検査機器の導入や数々の特許取得などに前向きな姿勢がうかがえる。

木材加工の奥深さ、技術の高さに驚いた(福岡県 40代 女性)

蒲鉾板の製造工程、それに伴う課題と解決する技術力を知って驚いた。蒸す、焼くの違いや多種多様な商品ごとに工程が異なることなど、木材加工の奥深さ、技術の高さは意外に知られていないのではないかと思う。

研修を重ね新たな技術を開発(鳥取県 50代 女性)

「よりおいしく、より安全に」の理念のもと、研修を積み重ね新たな技術を開発された努力は素晴らしい。

 


「木のストロー」

 

プラスチック問題を自社のモノづくりで解決(東京都 60代 女性)

 

 

蒲鉾を安心して美味しく食べてもらうための努力は素晴らしい。国産材を有効利用するために努力を続けている点も評価する。またプラスチック問題を自社のモノづくりで解決しようとする考え方も評価したい。

天然資源の持続可能な管理に貢献(福岡県 60代 女性)

霧氷にマイクロプラスチックが含まれていたというニュースからプラスチックの危険性を知り、木のストローを開発したとのこと。天然資源の持続可能な管理に貢献している。今後の更なる商品開発を切望する。     

ものづくり通じて社会的責任を果たしている(埼玉県 60代 女性)

安心・安全な商品提供を追求する一貫した姿勢を感じる。新商品開発もその延長線上にあり、マイクロプラスチックなどの環境問題に関して、出来ることを試み、精いっぱい努力している。人と環境に配慮したものづくりを通して社会的責任を果たそうとしていると思った。

かまぼこ板の新たな転進が楽しみ(静岡県 70代 男性)

プラスチックから木製品への転換は社会的要請でもあり興味深く感じる。木製のストローができる技術にびっくり。マスクケースも杉の香りが爽やか。かまぼこ板の新たな転進が楽しみ。

木を扱う企業としての使命感と自信を感じる(福岡県 50代 女性)

プラスチック製品排除のニュースを聞いてすぐ、木のストローづくりに取り掛かったとのこと。木を扱うメーカーとしての使命感の強さを感じると同時に、木の性質や可能性を熟知しているからこその自信を感じた。

・本業の蒲鉾板の主原料は北米産のモミの木。輸入にあたり、かなりのCO2を排出しているので、これを国内の杉へ変更できる様、今研究開発をしています。

・「木のストロー・コップ」
これはまさに環境に非常に貢献できるものです。プラスチックストローにしろ、紙ストローにしろ、シリコンストローにしろ、大量に作り易いから安いのであって、製造にあたってはすごいエネルギーを使い、その排出されるCO2などと比べたら、「突板製木のストロー」は非常に環境に配慮した商品です。

■「日田ハイボールキャンペーン」hhttps://hita-highball.com/
に参加するなど、地域を元気にする取組みをしています。

■新しいソフトクリーム立て「コニーカップ」紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=GENErb0OwCA

 

 

 

SDGsの取組み

 

アイデアと技術力、地域を巻き込む行動力も(東京都 60代 女性)

 

 

プラスチック問題に着目し、ストローやコップまで作るアイデアと技術力を評価する。また、地域を巻き込んで発信していく行動力も評価したい。

「環境にやさしい」を愚直に正しく追及(埼玉県 50代 男性)

「環境にやさしい」とはどういうことなのかを、愚直に正しく追及している姿勢に感銘を受けた。国内にこれだけの素晴らしい原料・素材があるということをぜひ広めていただきたい。

国内産杉材使用は寄与が大きい(東京都 70代 男性)

国内産の杉材を使用することにより、輸入材の輸送に伴うCO2の排出が抑制できるだけでなく、間伐材の有効活用、山の荒廃防止、更には災害防止にも寄与できると考えられる。素晴らしいことだと思う。

製造中のCO2排出削減、地元コラボも(埼玉県 60代 女性)

原材料を国産材にシフトしようとする取り組みや、製造中のCO2排出削減への配慮は、SDGsへの意識の高さを感じさせる。地元企業とのコラボキャンペーンも、自らを活かし地域を活性化する有意義な取り組み。地域の人々との良好な関係が、新しい可能性を生み出していくのではないか。

地元の日田杉を使っていることが良い(福岡県 60代 女性)

多くの企業がSDGsの観点を取り入れた経営をしており、木のストローは他社でも商品化されているが、会社の立地から地元の日田杉を使っており、とても良い。

良いものを皆様に紹介させて頂く場があれば、出来るだけお受けしようと思っております。

・テレビ、ラジオ、雑誌等の取材協力
https://kamabokoita.com/2020/01/13/media/
・造形作家と一緒に『かまぼこ板って!?』展開催
・Instagram
「kamaboko.ita」https://www.instagram.com/kamaboko.ita/
でかまぼこ板で作った作品の募集を始めました。

 

 

消費者対応

 

 

消費者の関心をひく分かりやすい発信(埼玉県 60代 女性)

 

様々なチャンスをとらえ機敏に対応している。蒲鉾という限られた世界から、自由な発想で幅広く遊び心のある取組をしていることに好感。HPもよくできており、消費者の関心をひく分かりやすい発信を心がけている。

SNSも駆使して様々な取り組み(大阪府 40代 女性)

SNSも駆使し、様々な取り組みをされていて素晴らしい。今後も色々なイベントなどにもアンテナをはり、周知をはかられることを期待する。

板再利用作品の募集を継続して良いアイデアを(大阪府 50代 女性)

かまぼこ板の再利用での作品募集はとても良い。まだまだ応募やアイデアは少ないようだが、毎年優秀賞を決める等をすることで、良いアイデアが広がっていくと良い。

木のストローは具体的でわかりやすい好例(徳島県 60代 女性)

「木のストロー」は具体的でわかりやすい好例。子どもの時から身近にあるといい。ただ、大分県、日田市のHPでは「木のストロー」の記載を見つけられなかった。地元でもっと取り上げられるよう願っている。

マスコミ以外にも情報提供を(福岡県 50代 女性)

いろいろ取り上げられていることに気づいていなかった。環境に配慮した商品だと、マスコミでないところにも情報提供してもらいたい。

新着情報

企業情報

株式会社髙瀬文夫商店
住所:大分県日田市大字東有田2735番地の8
TEL:0973-24-6220
FAX:0973-24-6002
e-mail:takase-k@white.plala.or.jp

HP:https://kamabokoita.com/

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