シニアの声

「食」に関するアンケート結果

2015年01月16日

「今」をどのように思っているか、感じているかをテーマを決めて、探ります。

全体としては、どうなのかなど、結果をみて楽しんでください。

第1回目は「食」に関するアンケートです。ご協力ありがとうございました。

 

「食」に関するアンケート結果(平成26年11月調査)

回答者:50歳以上の男女102名(男22名、女80名)の方にご協力いただきました。

結果は以下の通りです。

同じシニアの立場から、「薄味になった」と回答された方が40%を超えたことはうなずけます。その半面、「変わらない」と回答された方も30%を超えており、一概に傾向を論ずることはできませんね。

増えた方も5%おられます! 元気な証拠? 健康に留意した方がよい? どちらの解釈が当てはまるのでしょう?

 それぞれ、こんな傾向です。 

これは、今回のみの結果ですが、今後、利用する方が増加するのか、減少していくのか、

興味深いところです。

回答者の半数以上の方が気を付けていることは、「野菜の摂取」、「偏りがないように」、「栄養のバランス」、「「国産の食材」などでした。確かに、誰もが気をつけたいことではあります。

 

 

9.食生活で不便を感じていることはありますか。(自由記述)

何らかの記述をした方は、54名。

このうち、「不便さはない」と記述された方が15名おられます。

「買い物ができる場所の減少」、「表示に関する疑問」、「食材に関する情報不足」、「消費者側の知識不足」、「少人数に対応した販売のニーズ」、「味に対する要望」など、様々な記述がありました。

以下、その内容です。

 

○食材に関する情報の公開、教育が不十分な中で選択をしていると感じる事。買物難民になってしまい、宅配等を活用している両親を見るとどうしても買い込んでしまうようで、買い物無駄が多く発生している姿を見るようになったこと。ある特定のスーパーが一人勝ちになり、身近にはそこでしか買い物ができにくくなった時には、そこのPB商品ばかりが棚に並ぶようになり、選択の余地がなくなり、知らず知らずのうちに選ぶということが出来なくなってしまうこと。

○退職した夫に少しは料理を覚えてもらえないと、時々作ってもらうようにしている。(私が病気になったりしたときの為にも)。まずは簡単に好きなものをとレトルト食品みたいなものを買って、出来上がった満足感を得てと思うけど、そういうのはほとんどが。3人から4人で味も濃い。半分は捨てている。高齢者は二人とか、一人とかが多いので、もっと小分けの、薄味の合わせ調味料なんかが出るといいのにと思う。食生活とはあんまり関係ないけど、孫は胡麻アレルギーだから、胡麻が入ってないかチェックするけど、素材の部分なんか、書いてある字が小さくて読めず、時々、店員に読んでもらう。最近はいろんなアレルギーがあるので、小さい字は見にくいと不便を感じている。

○全くそのようなことはない。かえって食べたいものが食べたい時に簡単に手に入ることが多く、多少の不便さがある方が人間堕落しないだろうなと思いつつ、現状に甘んじています。今後、身体や脳が自由にならなくなった時、生きながらえるためだけの食生活が始まると肝に銘じて、今の幸せを享受していきます。

○現在、宅配のお弁当などは利用していませんが、若干高くても美味しい宅配お弁当があると便利だなと思います。食品の入手方法は、店舗だけでなく通販など、多様化しているので、ネットなどを使いこなせば問題ないと思いますが、逆に店舗のみに頼ると、高齢になった場合、買い物が困難になるとは思います。本当に安全かの判断情報が、今の食品表示だけでは不足しているとも思います。

○特定の商品に効果、効能があるような報道のされ方があり、その商品が店頭から無くなってしまったり、とても情報が偏っていると思います。また、健康食品は個人的には摂取したくないのですが、年齢を重ねると、必要になるのかなあと思うと残念な気がする。

○食材を購入するのに量が多い。少ないのは割高になる。調理後冷凍保存等の工夫をしているが、もう少し量を少なくして販売してほしい。

○夫と二人暮らしの為、作る分量が少なすぎてかえって面倒。手の込んだ料理をしなくなったので料理が単調。

○基本的な栄養についての知識がない人が多く、何々が良い、と言うとそれをやたらに実行してしまう人が多いことが腹立たしい。

○近所の最寄り店が閉店し、小回りが利かないことがある。

○スーパーが遠い

○魚や野菜は新鮮なものを使いたいが毎日買い物に行けない。近くに惣菜店がない。街のように食材の種類が豊富でない。以前に比べて個人経営の店が減って出前を取りづらくなった。宅配専門の店はあるが、普段の味がわからないので、躊躇してしまう。食品パッケージの文字や説明が老眼ではきついなと感じることが時々ある。たまに、賞味期限超過のものをもったいないと食べてしまうが、ほとんど問題なし、もっと基準を緩和してもよいのではと思うこともある。年を取ると広いスーパーでの食品購入もだんだんと負担になる。気軽に配達を依頼できる店がもっと増えるとよい。御用聞き的な販売もあると便利。

○99歳の姑と同居のため、時には外食をしたいとも思うが、不可能。たまにお寿司を届けてもらう程度。また、夫が糖尿病のため、砂糖やパン、麺類を極力控えなければならない。そういう姑と夫の双方を満足させるために毎日魚と肉両方を使い、野菜をたっぷり、歯にやさしくなどど考えて献立をたてる必要があること。夫の定年退職後は3食すべて(私が外出する時も)用意していること。

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