わいわい塾

開催レポート

メリーグラシス

2007/03/20

 

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 もともとは色彩コンサルタントだった。独立し、営業のためにパンプスで歩き回った。夢も希望もあったが、困ったのは足。痛みがひどく、靴を手に持って裸足で帰った事もある。街の靴屋で相談しても納得のいく靴、答えが見つからず、困りに困って靴屋を始めた。 
 
 

 

靴屋になって知ったのは、靴屋は儲からないということだった

 19,800円の靴には19,800円の材料、手間がかかっている。
安いものは、薄い鉄をいれるべきところにダンボールを入れていたりする。
何人の職人が関わっているか、工程、過程でも靴は全く違う。ヒールが高くてもぐらつかないものはある。逆に低くても、ぐらつくものはぐらつく。使用する革も違う。 
 
 

靴は調整して履くもの

靴は皆さんに合わせて作られているものではない。左右で違うし、サイズも変わっていく。このことを前提に、調整してほしい。あたる所を伸ばしたり、内側にフェルトや、中敷をいれたりする。
うちのお店のものは全てする。
 
「隣の方と握手して下さい。どうぞ、ぎゅっと。」靴はこれくらいのフィット感があっていい。
まずは、自分のサイズをきちんと測ること。足囲(親指と小指の根元の周り)も測る。
靴のサイズは、長さの実寸プラス5㎜。そして、かかとを合わせること。長さと足囲は同じ位のことが多いが、足囲の方が大きい時は幅の広いもの、小さい時は細いものをえらぶ。

靴を買う時は古いストッキングをはいて行くこと。
新しいのではサイズが違ってしまう。
 
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靴を脱いで足指の状態をチェックしたり、サイズを測って頂いたりしました。
 
 
 
 
  

靴の選び方、履き方を知ってもらいたくて、子ども靴を扱うように

 「ズックばかり履いてきたのに足が痛い」というお客様の言葉に目からウロコが落ちた。外反母趾は、ヒールの高い靴を履く女性だけの病気ではない。
近くの中学校でフットプリントしてみたら、半分以上の子が既に外反母趾と言う事実に驚いた。啓蒙活動のつもりで、子ども靴を扱い始めた。
 
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お土産は、フットプリント無料サービスチケット、
フットマッサージ20%offチケットでした。
 
 

 

 

参加者と企業の意見交換コーナー

Q&A

Q. 足がむくんで、夕方には左右の足の大きさが違うほど。何か対処法は? 

A. 座り仕事や、事務職の人が一番むくんでしまう。足を動かして、血液を心臓に戻す「ミルキングアクション」を促すと良い。 
 
Q. 足の裏のゆうせんの辺りが硬い。 
A.老化が原因。女性の筋肉は細くてゆるみやすいので、運動して鍛えるのがよい。足指にはさむグッズがあるが、はさむだけでなく、握って負荷をかけてほしい。あと、親指と人差し指をはじく運動も良い。私の場合は、5回で左足がくたびれてしまう。弱い方を多くして鍛える。その他、指が自由に動く5本指ソックスは最強。冷え性にもよい。 
 
Q. 靴を買いにいくのにいい時間帯は? 
A. 一般的には昼過ぎがいいと言われるが、体質によって朝むくむ人もいる。大抵の場合はお店で対処するので大丈夫。 
  

感想  

  •  自分が外反母趾と知ってびっくり。お店にも是非行きたい。 
  • 健康的な足を保つために、靴選びが大切なのだと知りました。足・指の体操が大切という事も。少しずつでも実行します。
  • 中敷きの下にフェルトを貼ることや、その他、靴選びにとても興味を持ちました。お店は知っていましたが、入りづらい印象でした。でも、講師の方がとても親しみやすく、お店にぜひうかがってみたくなりました。  
 
 
企業情報

(株)クロシス 靴屋メリーグラシス
福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン地下1階
092-263-3456

*閉店しました