2019年1月 有限会社伊万里グリーンファーム
2019/02/04
薬味ねぎは何を使いますか?
今回のわいわい塾はねぎ!
伊万里ねぎの生産・加工・販売 (有)伊万里グリーンファームのお話を伺いました。
1997年:さが県農業者逸品づくり農業者 小ねぎ部門 名人を受賞
代表取締役 前田清浩さん
1963年 創業
1991年3月有限会社伊万里グリーンファーム設立
10年間金融マンとして外の世界にいた前田清浩氏が創業者の父親が病に伏せたため家業をつぐごとになりました。「いつも楽しく作業効率があがる農業」を考えることからスタートし、父の教えである土へのこだわりを守りながら農業のあり方を改革してきました。
取扱商品は、従来の生鮮ねぎに加え、生鮮カットねぎ、ねぎ加工品と品目を増やし事業を拡大。6次産業化にも取り組んで地域と共に継続できる農業経営をこれからも目指します。
▼販売方法の改革
売上シェアを生鮮ねぎからカットねぎへ
▼6次産業への取り組み
良質なねぎでも大量に収穫したり規格外のねぎは、通常は廃棄処分になりますが、伊万里グリーンファームでは様々な加工をすることで「フードロス削減」に取り組んでいます。
規格外品も原料で使える➡ 廃棄ロスが減少
カットねぎの需要が拡大➡ 販売安定・拡大
加工品度が高い、販売単価が高い➡ 売上拡大
供給できる生産者、製造、販売業者が少ない➡ 安定販売
HACCP対応の農産加工工場 伊万里アグリファーム株式会社 設立
自社製造で製造数量ロットが小ロット➡ 賞味期限ロスが少ない
製造時期が調整しやすい➡ 原料がある時に加工
設備によって幅広い加工➡ 幅広い新商品の製造
加工費が安い➡ 加工原価が安く売価を安くできる
世界的な衛生基準「HACCP」の元、安全安心な食品を食卓へお届けします。めざせ世界!
▼長期保存ができる商品開発(2008年~)
生のねぎは賞味期限が短く長期保存できないため、ねぎ加工品の商品化を強化しています。
加工品にすることによって、販売エリアが地域→国内→海外へと拡大。
~加工品のご紹介~
▼バイヤーやアドバイザー、お客様の意見・アドバイスからよりよい商品に
▼会員さんの感想
・6次産業の大変さや面白さ、取り組みがよく理解できました。
・若者の農業離れが進んでいる中、お休みのとれる農業を目指していらっしゃるとのこと。がんばってください。
食の安心安全を目指す
地域に必要とされる企業を目指す
後継者を育てる
半永久的に継続できる農業経営